2014年04月16日

波多野里香展

作品搬入のひとこま





ふんわりと柔らかなイメージのなかにある密やかなsomething。

creations on the wall
波多野里香展
展示期間:2014年4月17日(水) - 5月19日(月)
営業時間:11:30 - 19:00 (closed:tue.,wed.)


  


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2013年01月04日

画集「持塚三樹 Sun Day」

画集持塚三樹 Sun Day

昨日画集を購入した。

静岡県長泉町にある文化リゾート施設クレマチスの丘。その中心であるヴァンジ彫刻庭園美術館で現在開催中の持塚三樹さんの個展「Sun Day」に関連してこの画集は発刊された。

ページをめくると個展初日に見た作品たちが鮮やかに甦ってくる。三樹さんの作品はどれも絵画を見る楽しみをダイレクトに与えてくれる。難しい講釈無しに気持ちいいという感情のまま楽しめる。

線、色、形、モチーフ、支持体、フレーム。絵画を絵画としている要素とは何だろうか。
「私」という要素は絵画を絵画とするためにどのように役立つのか。

頭を空っぽにおもむくまま眺めていても、そんな疑問が頭をもたげる。
ただそれはぼくの疑問というよりも向こうから発せられる問いのように感じる。そうして絵画との会話がはじまる。

ただ三樹さんの絵画はおしゃべりが過ぎることはない。言葉をひとつひとつ丁寧に探し出し語りかけてくるタイプといったらよいだろうか。そこには秘めた想いの強さも感じることができる。

画集を見ていたら本物が見たくなった。
正月の慌ただしさが落ち着いて来た頃にもう一度見に行こうと思う。

(会期は3月5日まで。オススメです!^ ^)
  


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2012年09月24日

風景美術館でかんがえたこと

 先週リニューアルオープンした日本平ホテルのコンセプトは風景美術館ということ。この言葉を聞いた時、上手い名前を付けたものだと感心した。もっともそれは正面には富士山が鎮座し、遠くには西伊豆、そして眼下の清水港を一望できる絶景を楽しめるホテルに相応しい表現だと感心しただけではない。

 美術館は文化を創造し、蓄積し、啓蒙する拠点として存在する。日本平ホテルのある有度山の麓に位置する静岡県立美術館は86年の開館以来20年以上に渡りそのミッションを伝えてきた。その県美のキャッチコピーは「風景とロダンの静岡県立美術館」である。県美の収蔵品は風光明媚な土地柄を反映してか、「風景」がコンセプトとなっている。代表的収蔵品であるモネの「ルーアンのセーヌ川」はそれをよく表した作品である。また人気No.1の伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」も楽園の風景として見立てられる。

 ここで日本平ホテルのコンセプトは県美のコンセプトと重なる。「風景」というコンセプトで繋がった山頂と麓の施設。空高く俯瞰してその様子を見渡していると有度山の隠されたポテンシャルに気付かされた。

 感心した理由はその可能性を引き出せるきっかけが「風景美術館」という言葉にはあると感じたからだ。有度山はすぐ横に東照宮のある久能山があるが、それを含めて有度丘陵と呼ぶ。この有度丘陵には多くの社寺があり、麓には美術館や静岡大学、県立大学などの文化教育施設が存在する。また静岡県舞台芸術センター(SPAC)の野外劇場もある。実は有度丘陵はすでに一大文化地域としての体裁を持っているのである。(手前味噌だが、スノドカフェも麓に位置する。笑)

 もちろんそれらは歴史的な魅力も兼ね備えている。東照宮は言うに及ばず、清水側には山岡鉄舟が復興した鉄舟寺や日本武尊の剣伝説が残る草薙神社など、食指を動かされるものは多い。まだまだ調べれば興味深い歴史が顔を出すだろう。(アースダイバーにはもってこいの地域ではないだろうか)

 この空間的広がりと歴史的広がりというふたつのパースペクティブに気付くと、俄然有度山が魅力的に見えてくる。それを頂上から見渡しているのが文化拠点としての風景美術館日本平ホテルならば面白いことになりそうだ。(ただし美術館という概念も近年行き詰っている。そこに自覚することが必要に思われる)

 と夢想していたら、先日の新聞に「有度山三施設フレンドシップ協定」という記事が掲載された。県美、SPAC、日本平ホテルの3施設の連携強化によって日本平の魅力をアピールするために状況交換や催事への協力、将来的には共同イベントの開催も目指しているとある。やはり有度山の魅力には気付いていたのである。

 ぜひ3施設に留まらずに有度山(丘陵)全体をネットワークし、ダイナミックな地図を描き出してほしい。それには行政だけではきっと難しいことだと思う。この土地に暮らす人々と積極的な関わりを持って盛り上げていくことを期待したい。



日本平ホテルのファサード。ラウンジから見る景色は一見の価値あり。ぜひ。^ ^  

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2012年09月23日

持塚三樹展 Sun Day @ヴァンジ彫刻庭園美術館

持塚三樹展 Sun Day @ヴァンジ彫刻庭園美術館

 静岡県藤枝市在住の画家持塚三樹さんの展覧会がヴァンジ彫刻庭園美術館で11月3日(土)より始まります。企画展に定評のある美術館で開催されるので期待も高まることでしょう。いまからオープンが待ち遠しい。

 地方の時代といわれていますが、東京を中心としたアートワールドで、地元で制作を続けながら活動の場を広げていくのはまだまだ困難が伴います。そのような状況の中、ぶれずに淡々と制作を続けている作家にエールを送らずにはいられません。作品の評価に作者のパーソナリティを持ち出してはいけませんが、今回ばかりは地元びいきで展覧会を愉しみたいと思います。笑

【展覧会情報】
持塚三樹展 Sun Day
会期:2012年11月3日(土・祝)─ 2013年3月5日(火)
会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館
くわしくはヴァンジ彫刻庭園美術館企画展へ。
  


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2012年09月22日

佐藤浩司郎「DISTORTION」@Gallery PSYS

佐藤浩司郎「DISTORTION」

 DISTORTIONとはゆがみやねじれ、ひずみなどの意味がある。音楽用語として使うと音をひずませることを指し、エレキギターを弾く人にとっては馴染みの言葉となっている。

 その音のひずみを視覚に置き換えたらどのように表現できるのだろうかという問題意識から出発したのが、本展覧会のようだ。佐藤氏はギターを会場に設置し、DISTORTIONをかけた楽曲を実際にプレイしてくれた。

 DISTORTIONとは簡単に言ってしまえば「耳障り」な音を聴かせるということだろう。しかしただの「耳障り」では聴くに堪えない。だが「耳障り」なゆえに印象に残ったり、耳を傾けたりできるともいえる。その二律背反したような状態を佐藤氏は写真表現で見せていた。写真というメディアを使いながらもそこから逸脱しようと試みている作品がならぶ。

23日(日)まで開催。


会場
Gallery PSY.S
静岡市駿河区中原176
TEL054-288-1766

  
タグ :展覧会


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2012年09月21日

清水現代アート研究会Vol.5

大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレ

今日はSGAK(清水現代アート研究会)の自由にアートを語る月例会。越後妻有アートトリエンナーレやドクメンタ13のレポート発表のほか、皆でカレーを作って食べるアートを実践してみます。

越後妻有には「カレーノーカレー」という作品があった。
Rirkrit Tiravanijaというタイをルーツにもつアルゼンチン人の作品。

この作品は参加型のアートであり、参加者はカレーを食べることによってアートを体験する。(ということになっている)
彼は世界的有名アーティストなので、現場にはいないようだが、彼のレシピによって作られたカレーが振る舞われる。といってもカレーを食べるには代金は掛かる。

考えてみれば不思議な話。
お金を払ってカレーを食べることは、日常的に行われている行為であって、通常アートとはいわない。
しかし、ここで食べるとその行為はアートになる。

???

彼は1990年代始めにギャラリーでバッタイ(タイ風やきそば)やカレーをアートとして振る舞うことでアート界の話題をさらっていった。その後この行為はリレーショナルアート(関係性の芸術)として広まっていく。現代社会で重要なキーワードのひとつとなっている「関係性」を20年前にこのような形で表現していたのだと知るとアートって面白いなあと思う。

ということで、我々も実践します。
「カレー ノー カレー」in スノドカフェ
果たしてアートとして昇華できるのか。。笑

写真は十日町の「うぶすなの家」。さすがに人気スポットだけあってひっきりなしに人が来ていた。なんとかありつけたご飯は本当に美味しかった。ご馳走さまでした。(^人^)
  


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2012年09月19日

宮津大輔氏と大庭大介氏のトークセッション開催。

スノドカフェでは10月7日にトークセッション「アートコレクターの経済圏」を開催致します。
登壇者は著書「現代アートを買おう!」(集英社新書)も好評なサラリーマンながら、アートコレクターとして注目を集まる宮津大輔さん。そして、活躍めざましい静岡出身の美術家大庭大介さん。コレクターとアーティストを通して現代アートをとりまく側面を知るチャンス。二人のトークを静岡で聞けるのは貴重な機会となるでしょう。お見逃しなく!

詳しくはスノドカフェHPへ。
トークセッション「アートコレクターの経済圏」


トークセッション「アートコレクターの経済圏」


  


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2012年09月12日

切り絵を魅せる - 福井利佐の世界



「暗闇は放っておけないから、刃物をあてて、そこに光を注ぎ込む。」

福井利佐さんの映像作品「tarachine」の音楽を担当したOKI氏の言葉。

うん。そうだと思う。


駿府博物館で開催中の本展も月曜日まで。皆さま、お見逃しなく。
  

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2012年09月07日

奈良美智展

 ハンマーベッドスタジオに行く前に横浜美術館で開催中の奈良美智展「君や僕にちょっと似ている」による。

 少女のオンパレードの中、young motherという作品が気になった。とてもきれい目した彼女は無表情に前を見据える。その瞳には何が映るのだろうか。
  

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2012年09月05日

大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2012 - 棚田の風景

 越後妻有の風景といえば山間に点在する棚田。いったいどうやって農作業をするのだろうと首をかしげたくなる場所にも棚田はあります。しかし越後妻有の土地に暮らすための知恵と工夫の成果がこの姿なのです。その逞しさに驚くと共に深い尊敬の念を抱きます。

 数ある棚田の中でもっとも有名な棚田が「星峠の棚田」でしょうか。星峠から見る景色は人工的に作ったとしてもこれほど完璧にはならないほどの絶景です。(ん?棚田は人の手で作られているのだからこの表現はおかしいかな、、。笑。景観を意識したのではなくて、必要に迫れた結果にできた景色ということです)ガイドブックや雑誌で盛んに紹介されているので、さぞ人も多いのではと思いながら立ち寄りましたが、土曜日の午前中に我々のほか見物人はなし。この景色を存分に楽しませてもらいました。星峠というほどですのできっと夜は真っ暗で棚田を見ることは不可能かもしれませんが、月明かりに照らされた棚田というのはきっと息をのむ美しさでしょう。そんなチャンスを夢想したくなります。

 越後妻有行き1週間前に地元静岡は玉川地区でのイベントに参加しました。玉川は市内から小1時間ほどで行ける里山。お茶どころですので、茶畑の広がる景色が楽しめます。写真はお気に入りのポイントで、眼下に広がる景色は気持ちまで広々させてくれます。

 今ではどちらもアクセスが良くなり、越後妻有でも静岡から車で5時間あれば到着します。本当に近い。確かに便利ですが、里山が街や都市に近くなったことが人工の流出を招き、過疎の原因となったのだから気持ちも複雑です。しかし芸術祭などに参加することで、そうした現実を実際に見て考えることが出来る。そこからもう一度考え始めてみる。そして現代アートは越後妻有でどんな働きをしているのか。お気楽な観光者でしかないのだけれど、旅の最中にずっと考えていたことでもありました。
  


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2012年09月03日

大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2012 - はじまり

大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2012

 大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2012も会期の3分の2を終えて終盤にさしかかった9月最初の週末に越後妻有の里山を駆け巡ってきた。日頃現代アートを一緒に学んでいる仲間7名がワゴン1台に乗り込み静岡を夜中に出発した。眠い目をこすりながら無事に中里地区へ到着したのは朝6時。初日はここから夕方までの約12時間に渡り11のポイントをまわった。峠を越え、集落を抜け、ときに道に迷いながら縦横無尽に走り回る様はまさに駆け巡るという言葉が相応しく感じる。

 街道に芸術祭の旗が並び鑑賞エリアに入ったことを知らせていた。すぐに作品ポイントの看板が見えてきた。路地をすすみ駐車場に車を止める。エンジンを切ると清流の音が聞こえてきた。車から降りて大きく伸びをする。山の空気は美味しい。それも朝早ければなおさらだ。

 最初に見た記念すべき作品は青木野枝氏の作品「空の水/苔庭」。大きな杉に囲まれた小さな祠のまえに置かれた立体作品。鉄板をリング状に切り抜いて重ねた作品は球体の空間を生みだし、さながら小さな宇宙を感じさせるものだった。朝の静謐な空気がこの場を包み込んでいた。ぼくは祠の奥に設置されていた賽銭箱を見つけた。ポケットを探ると小銭が1枚手に触れた。100円玉だった。賽銭箱へ入るように慎重に投げたが、桟に弾かれて裏側に落ちた。

 手を合わせてこの旅行が無事終わることを祈った。


大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ2012  続きを読む


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2012年08月30日

絵の中の展覧会@HAPPY FARM GALLERY

近藤大輔

近藤大輔個展「絵の中の展覧会」
最終日に何とか滑りこむ。常葉学園大学で美術を学ぶ近藤氏の個展は、予想通りに創作意欲がほとばしる展示だった。ペインティングはまだまだ荒削りだが、好感が持てる。画面からはあらゆる絵画的チャレンジが見て取れて、清々しくもある。少しおおげさかもしれないが、ここには藝術への信頼と希望が満ちているように感じた。

ここからどのような発展を見せていくか。愉しみなアーティストである。


近藤大輔  
タグ :展覧会


Posted by 柚木康裕 at 15:20Comments(0)アート・美術

2012年08月29日

ごてんばアート・クラフトフェア

フライヤーが秀逸。手掛けているのは、アーティストのちばえんさん。イベントのワクワク、ドキドキが目一杯表現されている素敵なデザインだと思う。

これまで都合がつかなかったが、今年は出掛けられそうだ。さてさて、どんな出会いがあるのだろうか。
  

Posted by 柚木康裕 at 23:48Comments(0)アート・美術

2012年08月29日

越後妻有アートトリエンナーレ



 今回の大地の芸術祭はこれまで以上に盛り上がっているという情報があちこちから伝わってくる。知人もたくさん出掛けていったが、皆絶賛である。皆の話をじっと聞くだけだったが、いよいよ今週末は現地入りできる。宿も手配もした。レンタカーも押さえた。パスポートも購入済み。準備は整った(はず、、。いつも何か忘れている。笑)。

久しぶりのアートトリップを存分に楽しみたい。
  


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2012年08月25日

ジョルジュ・メリエス「月世界旅行」

備忘録までに、、

 今日からシアターイメージフォーラムで「月世界旅行」が始まった。カラープリント版が復活して上演されるらしい。そのプリントのリストア作業やメリエスの活動を追ったドキュメンタリー映画『メリエスの素晴らしき映画魔術』と同時上映。



オフィシャルHP
メリエスの素晴らしき映画魔術&月世界旅行
  
タグ :映画


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2012年08月24日

名波一己 油彩展

名波一己

清水区にあるフェルケール博物館で現在開催中の名波一己氏の絵画展に出掛けた。

 掛川市で行われている「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」で初めて見たときの印象は今でも良く憶えている。画面いっぱいに丁寧に描き込まれた水面は本人の寡黙さそのままに控えめだが確かな存在感を示していた。今時珍しい絵画らしい絵画だが、古くささを感じることはない。

 技術がなければこのような作品を描くことは不可能だが、その巧みさよりも描かれているものに目がいってしまうところがいい。水面に広がる波紋に注意が引き寄せられる。その後波紋の広がりと共に視線が動いていく。水面に映る世界。その世界は波紋のせいで頼りなく揺らめき、おぼろげな存在となる。気が付けばぼんやりと眺めている自分がいる。

 水面を描く作家といえばモネということになるだろうか。モネはそこに時間の経過を表現していったが、名波氏の視点は少し違うように感じる。モネは写実から離れることにより、絵画の新しい可能性を見つけていったが、彼の絵は写実的でリアリスティックな絵画だ。

 フェルケール博物館は1階通路にある壁を地元若手作家に提供し作品を紹介している。(オペラシティ アートギャラリーのproject Nのようなコンセプト?)
名波氏は5作品を展示していた。どれも見応えのある作品である。また時間があれば出掛けてみたい。


名波一己

名波一己

  


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2012年07月28日

マスダカルシの「おフクさんをつくろう」ワークショップ

明日はスノドカフェにてマスダカルシの「おフクさんをつくろう」ワークショップを開催します。
昨日の静岡新聞夕刊にてカルシさんが紹介されました。
WSも告知もして頂きました。ありがとうございます。
まだ参加可能ですのでご興味ある方はお気軽に。


  

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2012年07月15日

津田直子展「虫鮨」始まりました。

 子どものころは平気だった虫も、なぜか大人になると触れなくなったりする。クワガタやカブトムシならどうにか大丈夫だが、ダンゴムシなんか昔あれほど集めて遊んだりしていたにもかかわらず、もう絶対触れない。無邪気にダンゴムシと戯れている子どもたちを見るにつれ、勘弁してほしいと思うが、同時に羨ましくも思う。こうして、夏になるといろいろな虫と遭遇し、自分が大人になってしまったことを繰り返し痛感する。

津田直子展「虫鮨」

 スノドカフェでは本日より津田直子さんによる「虫展」が始まりました。鮨ネタが昆虫という、何ともシュールな作品となっています。他にも日本画の妖怪シリーズも展示しています。夏らしい作品群をご高覧ください。

津田直子展「虫鮨」
会期:2012年7月15日(日) 〜 7月23日(月) 11:30-18:00
   (17.18日はお休み)


津田直子展「虫鮨」

津田直子展「虫鮨」

津田直子展「虫鮨」  


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2012年07月12日

清水現代アート研究会 Vol.3

清水現代アート研究会

明日は清水現代アート研究会(SGAK)の毎月一度の勉強会の日です。
どなた様も参加可能ですので、現代アートに興味あるかたは気軽にどうぞ。

会ではアーティストのプレゼン参加を募集しています。ご自身の作品を会員の前でプレゼンしてみませんか。言葉にすることによって気づくこともありますし、他者によって気づくこともあるでしょう。作品を通して活発なディスカッションを行います。興味ある方はメールまたは電話にてご連絡ください。

日時:2012年7月13日 金曜日 19:30~21:30
料金:1000円(1ドリンク付き)

観る。感じる。語り合う。をアップデート。
清水現代アート研究会


「現代アートはきっと面白い」を合い言葉に、鑑賞会や勉強会、イベントを通して現代アートを学んでいきます。アートイベントなども活発になり現代アートに触れる機会も多くなりました。絵画や彫刻などに親しんでいる人も現代アートは難しいというイメージがあるようですが、少しのきっかけで随分見やすくなるものです。皆で話し合うことにより多用な解釈を知り理解を深めるきっかけにもなります。これを機会に現代アートの世界を広げてみませんか。
スノドカフェを拠点に活動しています。

お問い合わせ
オルタナティブスペース・スノドカフェ
電話:054-346-7669
メール:infoアットマークsndcafe.net
  


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2012年07月11日

「大地の芸術祭」開幕直前応援集会

「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレ 2012
2012.07.29 sun - 9.17 mon
http://www.echigo-tsumari.jp/



 今まで毎回行かなければと思いつつ、行かなかった越後妻有アートトリエンナーレ。我ながら行動力の無さにがっかりする。
 気が付けば開催日7月29日も直前。今年は前売りも買った。昨日代官山で行われた開幕直前応援集会にも出掛けて気合いも入れた。あとは仕事のスケジュールを調整するだけ。(これが難しいのだけど、、。^ ^;)
 ツアーを組んで行こうという計画も浮上している。それもきっと楽しいと思う。
 一人でも、団体でも、とにかく今年は絶対に行く。そう決めた。

<写真。代官山ヒルサイドテラスにある「大地の芸術祭」アンテナショップ>  


Posted by 柚木康裕 at 23:56Comments(0)アート・美術