2018年07月12日

コミュニケーションから始まるダンス術



「踊る 熊谷拓明 カンパニー」 としてこれまでに沢山のダンスファンや演劇ファンを魅了してきた熊谷拓明さんのダンスワークショップ。

ダンスWSといっても、振り付けを覚えるだけのものではないのは、熊谷さんのダンス作品を見れば一目瞭然。今回はとくにコミュニケーションに重きを置いたワークになるということ。ダンス経験者だけでなく、身体を動かしたい方、コミュニケーションに興味のある方まで実りあるWSになると思います。気軽にご参加ください。


熊谷拓明ダンス劇説明会 -- これが僕のダンスだ — 静岡公演 特別企画
ダンスワークショップ「コミュニケーションから始まるダンス術」
日時:2018年7月28日(土) 14:00 - 16:00
会場:MIRAIEリアン コミュニティホール七間町(葵区七間町12-4)
料金:1,500円(税込)
   *ダンス劇説明会鑑賞者は300円引き

[ ご予約・お問い合わせ ]
スノドカフェ七間町
電話:054-260-6173(受付時間 11:00~21:00 火曜日除く)
mail:info★officesnodo.net
(★を@に変えて、メールでお名前、連絡先、参加人数を記載の上、ダンスWS申し込みとしてお送りください)

[ ワークショップ内容 ]

熊谷が考えるダンス劇には、メソッドなどもなく、これまでの公演で積み重ねて来た感覚や、バランスを色々な方法でお伝えして、体感していただき、それぞれが無理なく、そして観客にも無理をさせないパフォーマンスを探すワークショップです。

毎回ダンサーの方、俳優の方、様々な表現法方を模索している方々にご参加頂いておます。

[ 講師 ]
熊谷拓明(Hiroaki Kumagai)

1979年札幌生まれ。
小学生時代に生まれて初めて観たミュージカルに衝撃を受け、
独学で歌い、踊り、家族に1人ミュージカルを披露する日々を送る。

独学に限界を感じ高校入学と同時に札幌ダンススタジオマインドの門を叩き、
恩師となる宏瀬賢二のもと歌うことを忘れダンスをする日々を送る。

23歳で上京。
根拠のない自信を踏みにじられボロボロの日々を送る。

くじけかけた28歳の冬受けたオーディションに受かり
シルク・ドゥ・ソレイユ新作(当時)『Believe』に出演する事がきまり渡米。
約3年間で850ステージに出演、不思議な日々を送る。

帰国後、自ら作、演出、振付を手掛ける作品を『ダンス劇』と呼び、独特のゆるい台詞としなやかな動きで
物語を繰り広げる作品を数多く発表。

舞台上で『食べる』『喋る』『鼻歌を歌う』『歩く』『躍る』などをスルスルこなす、とにかく自然である。

■同時開催
熊谷拓明ダンス劇説明会 -- これが僕のダンスだ -- 静岡編 2Days
出演:熊谷拓明(踊る『熊谷拓明』カンパニー)
日時:(1) 2018年7月27日(金) start 19:30 ( open 19:00 )
   (2) 2018年7月28日(土) start 18:30 ( open 18:00 )
会場:スノドカフェ七間町(静岡市葵区七間町7-8)
料金:2,800円(税込、1ドリンク付)

[ ご予約・お問い合わせ ]
スノドカフェ七間町
電話:054-260-6173(受付時間 11:00~21:00 火曜日除く)
mail:info★officesnodo.net
(★を@に変えて、メールでお名前、連絡先、参加人数を記載の上、ダンスWS申し込みとしてお送りください)













  

Posted by 柚木康裕 at 17:31Comments(0)演劇・ダンス

2018年07月05日

第1木曜日はFM-Hi!に出演。

毎月第1木曜日は地元のFM局にお邪魔して10分程度ですがアート情報をお伝えしています。

今日は9月下旬に人宿町にオープンする劇場「やどりぎ座」支配人の蔭山ひさ枝さんをお連れしてお話を伺いました。
蔭山さんは劇団渡辺の看板女優でもあります。新しい劇場の準備で忙しい毎日。どんな劇場になるか楽しみです。

この情報をパーソナリティのZiLLくんが公式ブログにアップしてくれました。
こちらもチエックしてみてください。
http://fmhi.eshizuoka.jp/e1914851.html



  

Posted by 柚木康裕 at 20:26Comments(0)演劇・ダンス

2018年07月02日

ダンスで落語?

先日東京へコンテンポラリーダンス公演を観に出かけた。都会のマンションの一室が公演場所。変哲もない普通のマンションの入り口に「会場はこちら」と手書きの案内板。少し不安になる。。笑

知人のダンサーが数人出ていたので、舞台自体のクオリティはまったく疑うことはなかった。実際に中堅クラスのダンサーたちの自主公演は遊び心に溢れていて、かっこ悪いことをやっていてもカッコ良く見えてしまう、かなりずるい展開だった。笑)もっともそれらを支えているのはやはり技術だなということが実感できるパフォーマンス。大満足。

その出演者の一人に熊谷拓明さんがいる。子供の頃に観たミュージカルに影響受けてその道を目指したものの、現在はダンサーとして活動している。そんな熊谷さんのソロ公演は単にダンス公演と呼べないものに仕上がっている。しゃべりあり、歌ありと演技ありと見方によってはミュージカル?ともいえるのかも(そういえば熊谷さんはシルク・ド・ソレイユに在籍していたのだった)。熊谷さんはそれをダンス劇と称す。そのうちのひとつに落語とダンスを融合した舞台「楽語」がある。

縁あってそれを静岡で開催することになった。なかなか観られないタイプのダンス劇なので、ぜひ多くの方に観てほしいと思う。


ダンス? 熊谷が作り出す新ジャンル!?

熊谷拓明ダンス劇説明会 -- これが僕のダンスだ -- 静岡編 2Days
出演:熊谷拓明(踊る『熊谷拓明』カンパニー)
日時:(1) 2018年7月27日(金) start 19:30 ( open 19:00 )
   (2) 2018年7月28日(土) start 18:30 ( open 18:00 )
会場:スノドカフェ七間町(静岡市葵区七間町7-8)
料金:2,800円(税込、1ドリンク付)

ダンスワークショップ
講師:熊谷拓明(踊る『熊谷拓明』カンパニー)
日時:2018年7月28日(土) 14:00 - 16:00
会場:MIRAIEリアン コミュニティホール七間町(葵区七間町12-4)
料金:1,500円(税込)
   *ダンス劇説明会鑑賞者は300円引き

[ ご予約・お問い合わせ ]
スノドカフェ七間町
電話:054-260-6173(受付時間 11:00~21:00)
mail:info★officesnodo.net ★を@に変えてご利用ください。
(お名前、連絡先、枚数を明記の上、ダンス劇説明会申し込みとしてお送りください)


熊谷拓明ダンス劇説明会  

Posted by 柚木康裕 at 19:39Comments(0)演劇・ダンス

2018年07月01日

『どうせダンスなんか観ないんだろ!?』の著者がやってきます。



『どうせダンスなんか観ないんだろ!?』という挑発的なタイトルの本を手に取ったのが乗越たかお氏を知ったきっかけだった。自称ヤサぐれ舞踊評論家。ますます興味を惹かれた。その本を読み進めると喧嘩腰とは裏腹にダンスの素晴らしさを真摯に伝えようとする深い愛情とも言えるものを感じた。

2年ほど前にその乗越氏が静岡でトークする機会があった。これは見逃せないと勇んで参加したのが、今回スノドカフェ七間町で再び開催するダンス酔話会。お酒を片手に日本と世界のダンス事情を知るというなんとも幸せな企画。笑)参加して乗越氏のその事情通にまずは驚いた。持ち前の行動力と培ったネットワークによって新しい情報を手繰り寄せているのだろうか。知りたいことがドンピシャで知れてとても勉強になったことを覚えている。パフォーミング・アーツに関わるものとしてダンスシーンの現在あるいはリアルを知ることは、自らの活動を相対化できるうえでとても有難いことだった。あれから2年。アップデートされたその世界は今どんなだろうか。

今回の話題の中心は地方発信のダンスフェスティバルということ。私が企画している「七間町ハプニング」はダンスに特化しているわけではないが、その発想やコンセプトといった部分では重なることが多いと思う。なぜ地方ではダンスフェスが増えているのか。そして何を目的にしているのか。その意味では今回のお話はダンス関係者だけでなく、「まちづくり」の視点でも大変興味深いものだと思う。世界とつながるためにまずは世界を知る。美味しいお酒(必ず呑まなくてももちろんOK。笑)とともにエッジな旅に繰り出したいと思います。気になる方はどうぞ気軽にご参加を。

DANCE TALK
 秘蔵映像満載!
緑茶酔話会 第参服
静岡のための特別テーマ 「地方発信のダンスフェスがアツい!」
スピーカー:乗越たかお(作家・ヤサぐれ舞踊評論家)

日時:2018年7月4日(水)19:00 – 21:00

場所:スノドカフェ七間町
料金:3,000円(1ドリンク付)
定員:30名
申し込み方法などは以下のFacebookページで。
https://www.facebook.com/events/168881613780849
前回の抜粋動画もあります。ご参考に。
https://youtu.be/uRgVaCCuxaM


  

Posted by 柚木康裕 at 10:47Comments(0)演劇・ダンス

2018年06月29日

『アイスと雨音』特別上映会



『アイスと雨音』
74分ワンカットの映画なんです。と紹介されてサンプルDVDを鑑賞。
演劇の話ということで、舞台を固定カメラで撮影し映画にしているのだと思ったらこれがとんでもなかった。

うーん。なるほど。わー、面白いアイデア。と鑑賞中何度も唸った。確かにワンカット。しかしワンカットと思えない展開。最後に向かうにつれ高まる緊張感。素直に若いっていいなあ。才能って素晴らしいなとごくごく平凡な感想なのだが、確かにそう言うしかないエネルギーが画面に充満していた。

なぜサンプルDVDを鑑賞したかといえば、静岡でこの映画を紹介したいとサールナート副支配人から相談を受けたから。そして鑑賞後にすぐさまメールを返した内容がこれ↓。見終わったばかりの感情丸出しで恥ずかしい限りだけど、今見直しても同じような感想となると思う。

ーーーーーーーーーー
「一発撮り」という先入観。
その浅はかな思い込みを軽く飛び越えている。
そう、時間も空間も軽く飛び越えて、こんな広がりを生み出せることに驚きと共にその創造性にワクワクする。
正直言えば、30も歳が離れた者たちの青春群像にビビットに反応してしまうのも我ながらどうかと思うが、監督の力量に感服する。
全編を通してヒリヒリするような彼らのギリギリの感覚。
これを静岡の若者がどれほど感じられるのだろうかというお節介な心配はあるが、静岡でもこの映画の意味を感じる者はきっといるだろう。
映画という表現に演劇の作法を持ち込んだという意味にもおいてとても興味深いし、それが舞台ではできない方法で表現している点において、紛れもなく映画となっている。
これこそ松居監督の才能ということだろうか。
決して映画マニアでもないし、このような次世代監督の作品に精通しているわけでもないので、この作品が客観的にどれほど素晴らしいか心許ないが、「今」を感じられることは間違い無い。ゆえに訴えることがある。
ーーーーーーーーーー

見終わったばかりでテンション上がってるのが分かるなぁ。。>_<

監督の松居大悟さんは若干32歳だが、すでに多くのキャリアを持つ将来を期待された監督。もっとも監督だけに留まりそうもなく、自らも脚本を書き、俳優もこなすなど次世代クリエーターといった感じを受ける。最新作『君が君で君だ』はサールナートでも8月に上演されるということだ。

結果的に『アイスと雨音』は私の熱いメールに押されたわけでもないだろうが(笑)、1日だけの特別上映が決定した。しかも松居大悟監督のトークショウ付きで。そして名誉にもそのインタビュアーとして一緒に登壇させて頂けることになった。嬉しい。T^T

『アイスと雨音』特別上映会
日時/7/21(土)13:30~開演 ※開場13:15~
上映/13:30~14:50 (本編74分)
トークショー/14:50~15:40 質疑応答〜16:00
ゲスト/松居 大悟(映画監督)
インタビュアー/柚木康裕(㈱オフィス・スノド代表)
会場/静岡シネ・ギャラリー
料金/一般当日一律1,800円(前売1,400円)
   シネ・ギャラリー会員当日1,400円(前売1,100円)
   [定員制、全席自由]

★『アイスと雨音』公式ウェブサイト…http://ice-amaoto.com/
★ 静岡シネ・ギャラリー『アイスと雨音』特別ページ

若者だけでなく、何かを目指している方にはきっと響くものがあると思います。多くの方に観て頂きたい映画です。ぜひ。
  

Posted by 柚木康裕 at 17:53Comments(0)演劇・ダンス

2018年03月07日

義足のダンサー登場

七間町ハプニング2まであと3日!

多くのパフォーマンスが繰り広げられますが、一番問い合わせが多いプログラムが義足のダンサー大前光市さんが出演する演目です。



七間町ハプニング2スペシャルユニット
奥野晃士(語り)/大前光市(ダンス)/鳥越啓介(音楽)
日時:3月11日(日)11:00 - 11:30、17:30 - 18:00
場所:Ⓐ MIRAIEリアン コミュニティホール七間町
   (2公演、各約30分、各200席)
*開場各回20分前

昨年末のNHK紅白歌合戦で平井堅さんの「ノンフィクション」の時に大前さんがダンスを踊ったことをきっかけに俄然注目が集まりました。ただそれだけでなく、実は鳥越啓介さんは椎名林檎さんのバンドメンバーとして紅白に登場していました。そんな実力を持ったこの二人は2016年のリオパラリンピックのファイナルステージで共演しています。大前さんのソロダンスシーンに楽曲提供していたのが鳥越さんでした。このリオパラコンビに静岡が誇る劇団SPACの奥野晃士さんが加わって、この日限りの舞台をお届けします。静岡市限定、必見のコラボレーションパフォーマンスとなっています。ぜひご覧ください。

ご注意ください!
混雑が予想されますので、この公演のみ開演1時間30分前から会場受付にて入場整理券を配ります。
整理券配布時間 1回目9:30〜、2回目16:00〜


七間町ハプニング2(office snodo web)
http://officesnodo.net/archives/149  

Posted by 柚木康裕 at 15:02Comments(0)演劇・ダンス

2014年04月27日

フェスティバル・バー本日開催!

静岡県舞台芸術センター(SPAC)のふじのくに⇄せかい演劇祭がいよいよ昨日スタートしました!芸術劇場で「ファウスト第1部」を観劇しましたが、演劇祭初日の高揚感が劇場内に溢れ、とても良い雰囲気でした。

さて、本日は芸術公園にある野外劇場「有度」で宮城聰芸術総監督演出『マハーバーラタ』が上演されます。そして、その前後にフェスティバル・バーも開催。演劇をもっと充実した体験として記憶に留めておけるように、演劇人とも交流できる場となっております。静岡の美味しい料理もたくさん揃っています。場所は公園内の食堂施設「かちかち山」。

スノドカフェはプロデュース協力としてフェスバーを全力でサポートしております。観劇の際はぜひお立ち寄りください。(ちなみに観劇しなくてもフェスバーには参加可能です)

フェスティバル・バー日程
4月27日(日)
5月3日(土)
5月6日(火、祝)
時間はすべて:16:00~17:15 / 19:30~23:00

観劇の興奮を語り合いましょう!


静岡県舞台芸術センター(SPAC)
ふじのくに⇄せかい演劇祭
http://www.spac.or.jp/  

Posted by 柚木康裕 at 13:09Comments(0)演劇・ダンス

2014年04月26日

ふじのくに⇄せかい演劇祭始まる!

いよいよ!
  

Posted by 柚木康裕 at 17:22Comments(0)演劇・ダンス

2012年09月15日

テーマパークその1地獄篇

 芸術作品というものは、創作者本人の名前が明記されているものだが、制作に本人以外が関わっていることはよくある。現代アートに限ればその傾向は顕著だろう。しかしキャプションに関係者が記載されていることは少ない。作品はあくまでも芸術家に帰属する。

 その点、演劇という芸術ジャンルは作品のクレジットに役者や演出家だけでなく、関係者がずらりと並ぶのは好感が持てる。このことは演劇がスポットライトを浴びる役者や演出家だけでなく音響、照明、大道具、衣装、制作、広報から切符きりとありとあらゆる人によって成り立っている総合芸術だと理解させてくれる。

 総合力が試される演劇で縁の下の力持ちながら、出来不出来に重要な役割を担っているのが舞台美術を手がける者だろう。リアルに作り込むにしろ、抽象的な表現にするにせよ、舞台の善し悪しに多大な影響をあたえるのが舞台美術である。高度なスキルが要求されるのは容易に想像できる。しかも予算というやっかいなものが前提なだけにバランス感覚も必要となる。だが、大きな商業劇団ならいざ知らずローカルの市民劇団では専門的な舞台美術家など望むべきもない。

 しかし、そのようなローカル演劇界であっても目を懲らせばポテンシャルを持った人材はいるものである。今年見たいくつかの舞台(劇団渡辺「幸せ最高ありがとうマジで」も力作であった)で印象的な舞台セットを作っていた、たけだこうじ氏はその筆頭ではないだろうか。予算の厳しい市民劇団であってあれだけの舞台を完成させるセンスに感服する。ボランティア同然に取り組んでいるのは、創作への情熱以外のなにものでもないだろう。

 そのたけだこうじ氏が舞台美術をコンセプトにしたイベントを開催する。いつも縁の下の力持ちだけど、こうしてスポットライトを浴びることは賛成だ。その資格は充分にある。

『たけだこうじ』のテーマパークその1地獄篇
日時:9月16日(日)11時〜22時
   9月17日(月・祝)11時〜18時
会場:アトリエみるめ
入園料:前売り1,000円 当日1,200円 学生以下500円
    (ワンドリンク+パンフレット+粗品の3点付き)


くわしくは、アトリエみるめHP、または、facebookページへ。




注記
2012/09/17 00:30 推敲した結果、一部文章を削除しました。

  


Posted by 柚木康裕 at 17:35Comments(0)演劇・ダンス

2012年09月12日

「交響曲 月に吠える」雑感 〜青春という交響曲〜

交響曲 月に吠える 先日、アトリエみるめで演劇「交響曲 月に吠える」を観劇。終演後のアフタートークに参加させて頂いた。かなりまったりしたトークになってしまったが、とても楽しい時間を過ごすことが出来た。改めてお礼を述べたい。(写真は大野さんと出演者の皆さんとの記念写真)

 舞台もとても見応えのあるものだった。主人公を除く3人の役者がめまぐるしく役を変えながら萩原朔太郎という人物を描き出していった。言葉の人を意識させるシンプルな舞台装置の効果は素晴らしく、舞台にリズムを生むオルガンの生演奏も楽しい。コミカルな掛け合いが笑いを誘う。あっという間の終演が舞台の充実感を物語っていたと思います。

 改めて雑感を書いてみたので掲載します。時間があればお付き合いください。
  (敬称は省略させて頂きました)

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おおのの♪ 萩原朔太郎没後70年追悼ツアー
「交響曲 月に吠える」雑感

 静岡市駿河区寿町にあるアトリエみるめにて観劇。作・演出を手掛けるのは花組芝居の大野裕明。本公演は彼の主宰する劇団「おおのの♪」の作品として上演された。

 『月に吠える』とは近代詩の父と云われる萩原朔太郎の処女詩集である。大正6年32歳に自費出版で刊行。口語体で書かれた詩集はこれまでにないインパクトを与え彼の名を知らしめることになった。この詩集を背景に萩原朔太郎という人物を描いたのが今回の舞台となる。

 交響曲とタイトルにあるが、この演劇は音楽劇ではない。確かにピアニストが舞台上で生演奏するが、もちろんピアノ(静岡公演は年季の入ったオルガンだったが)の伴奏だけでは交響曲と云えるはずもない。とすれば交響曲となずけた意味はどこにあるのだろうか。

 舞台は虐められっ子だった子供時代からはじまり多感な20代から30代を描きだす。室生犀星との出会い。親との葛藤。東京での生活。結婚と離婚。前橋への帰郷。詩人の人生を想像するのは詩を理解することと同じように難しいが、舞台の萩原朔太郎は、市井の人々と同じ悩みを持つ生活人であり、誰もが経験する青春という嵐を月並みに経験していた人間だった。

 つまり大野はこの時期に歌われた詩の数々を青春の痕跡と見立て、それがお互いに複雑に絡み合いながら、ひとつの詩集に結実している有様を交響曲とよんだのではないだろうか。萩原朔太郎の生涯の友だった室生犀星をはじめ、両親、妻子、芥川龍之介、宇野千代等々、めまぐるしく変わる客演者がオーケストレーションに一層の厚みをもたらす。

 若者特有のほとばしる汗はシンフォニーをより激しく響かせたが、それゆえに青春の終わりとともに交響曲も終わりを迎える。萩原朔太郎の魅力を処女詩集『月に吠える』に見た大野はその青春の輝きを次の世代に引き渡して舞台を閉じた。

 壮大な演奏はそれが終わった後の静けさも一際だろう。まるで砂漠を歩いているときの静けさにも似て。『地獄の季節』で一躍寵児となった詩人アルチュール・ランボオが筆を立ち、砂漠に向かったことをふと思い出した。

2012/09/08 アトリエみるめにて

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本公演は9月15日に前橋で上演されます。
萩原朔太郎のホームでの公演ということで、大野さんはかなり緊張気味でした。(笑
お近くの方はぜひどうぞ。
情報はこちらで → おおののオフィシャルページ
  

Posted by 柚木康裕 at 10:41Comments(0)演劇・ダンス

2012年09月05日

交響曲 月に吠える@アトリエみるめ

交響曲 月に吠える@アトリエみるめ

 今週末に駿河区寿町にあるアトリエみるめにて演劇「交響曲 月に吠える」が上演されます。
脚本・演出は大野裕明さん。大野さんは普段は花組芝居で演出助手をされています。静岡で大学時代を過ごし、そのときに演劇に目覚めたと聞きました。卒業と同時に上京して、演劇世界で活動されています。今回の静岡公演はいわば凱旋公演のようなもので、さぞ気合いも入っていることでしょう。^ ^

 縁あって9月8日の夜の部の終演後にアフタートークに参加させて頂くことになりました。演劇の専門家ではないの大した話もできませんが、呼んで頂いたからにはしっかりを役割を果たさなければいけません。緊張しますが楽しめればと思います。アフタートークからは会場全体がカフェとなって皆で歓談できるスペースとなるそうです。舞台の感想を語らいあえる場があるのは大切なこと。このような企画は大歓迎です。

 萩原朔太郎をモチーフにした舞台は4人の俳優と1人のピアニストが登場します。交響曲とタイトルについていることからも音楽の要素の入った舞台になるのでしょうか。どんなアンサンブルが響くのか今から愉しみです。

おおのの♪萩原朔太郎没後70年追悼ツアー
『交響曲 月に吠える』

 9月7日(金)19時半~ ※プレビュー公演
   8日(土)14時~/18時~ ※終演後、イベントあり(18時の回のみ)
   9日(日)13時~

 脚本・演出 大野裕明(花組芝居)
 音楽・演奏 保坂修平
 振付 堀川炎(世田谷シルク)

 出演 丸川敬之(花組芝居)、藤澤志帆、加藤幸夫、鈴木陽代
 チケット 前売 2000円、当日 2500円
       学生前売 1000円、学生当日 1500円
       ※プレビュー公演 1500円、学生 800円


HPはこちら → おおののオフィシャルページ
  


Posted by 柚木康裕 at 00:40Comments(0)演劇・ダンス

2012年07月12日

UNIT LIVE vol.9

おなじみ伽藍博物堂座長佐藤さんの企画によるUNIT LIVEがいよいよ明後日となりました。
4組の団体が短編作品を連続上演します。
今年の3月にスノドカフェで上演された静岡あくとねっとによる「魔法つかいのデシ」が劇場版として再演するということ。注目です。

UNIT LIVE vol.19
日時:2012年7月14日(土)、15日(日)
会場:静岡市民文化会館4階・B展示室(静岡市葵区駿府町2-90)
チケット:一般1500円、高校生以下1000円 (当日券:一般1700円、高校生以下1000円)
参加団体:「演劇空間六畳一間」「静岡あくとねっと」「ちどりあし」「伽藍座長」


タイムスケジュール:
14日(土)
12:40  開場
13:00~「演劇空間六畳一間」
14:00~「静岡あくとねっと」
15:20~「伽藍座長」

17:40  開場
18:00~「演劇空間六畳一間」
19:00~「静岡あくとねっと」
20:20~「伽藍座長」

15日(日)
12:40  開場
13:00~「ちどりあし」
14:00~「演劇空間六畳一間」
15:00~「静岡あくとねっと」

出演団体
『演劇空間六畳一間』
演劇空間六畳一間は、昨年の夏に静岡大学演劇部のOB、OGによって発足した、できたてほやほやの演劇集団です。六畳一間から世界に、日本に、ひいては静岡に向けて演劇を発信していこうというのが名前の由来・・・と言われていますが、本当のことはわかっていません。
六畳一間は今回、短編二作品を上演します。
二種類の全く違う作品が観られるのはもちろん、UNITLIVEの舞台とお客さんの近さを利用して、他では味わえない、不思議な劇空間を作り上げます。

『静岡あくとねっと』
「魔法つかいのデシ 劇場版」 
静岡を拠点に活動する役者のための演劇グループ。普段は演技の勉強会や、演劇に関する情報交換などを行なっています。(お問合せ to.actnet@gmail.com)
<作品「魔法つかいのデシ 劇場版」紹介>
今とは違うどこかの世界。古典魔法学の研究を進めるシーベルト博士は、世の人々が知らない深刻な事実に気づき始めていた― 今春、スノドカフェにて上演された物語を大幅にアレンジ。前回ご覧になった方も初めての方も、新しいもうひとつの「魔法つかいのデシ」をぜひご観劇下さい!

『伽藍座長』(14日(土)のみ)
「小林源五郎のリア王」
「演劇に触れる機会のない方にも演劇に触れる機会を」という想いから普段は、カフェ、ギャラリー、民家、野外など県内を中心に一人芝居の旅を続けています。笑える社会派作品から人間の悲哀を描いた作品まで幅広く上演しています。
今回は、シェークスピアの「リア王」をモチーフにした『小林源五郎のリア王』一本のみ。2年前に劇場で上演したきり、幻のまま終わってしまうと思われた作品です。次はいつやるかわかりませんので、お見逃しなく。

『ちどりあし』(15日(日)のみ)
静岡を拠点として活動していた演劇集団「伽藍博物堂」(当時)の役者、加藤あさ美と大石まりおで結成されたユニット。
根っからのお笑い好きなあさみどり(加藤あさ美)と、喜劇好きなまりおどり(大
石まりお)が、「何か、面白いことをやろう」 と、2008年9月15日に結成。
2009年よりプレ公演と3回の本公演を行い、その後プロデュース公演として2作品「アトランティックホテル騒動記(12月)」「from宇宙(3月)」上演。
本年4月より東京都にて活動中。

詳しくはこちらへ。
伽藍博物堂 公演情報

  


Posted by 柚木康裕 at 12:17Comments(0)演劇・ダンス

2012年04月26日

「旅」が始まる。



明後日から始まる「旅」。
県内8カ所で繰り広げられるパフォーマンスは、場所によって姿を変えていくということで毎回でも観たいほど。
しかし、仕事もしていればそうもいかない。サービス業ともなればGWは全く身動きが取れないというものだ。orz
もしいけるとしたら初日か。なんとかしなければ、、。

一応備忘録的に、、。(未練がましく、、>_<)

■ 4/28(土)13:30 沼津中央公園(沼津市)
雨天時:新仲見世商店街

■ 4/29(日)12:00 富士宮市役所正面広場(富士宮市)
雨天時:市役所1階ロビー(予定)

■ 4/30(月・祝)16:00 七間町名店街(静岡市葵区)
荒天中止

■ 5/1(火)12:10 静岡文化芸術大学構内(浜松市)

■ 5/3(木・祝)14:00 自転車の国 サイクルスポーツセンター(伊豆市)
雨天時:サイクルスポーツセンター内体育館 ※入場料が必要になります

■ 5/4(金・祝)14:00 遠州横須賀街道(掛川市)
雨天時:県立横須賀高等学校体育館

■ 5/5(土)14:00 富士山静岡空港(牧之原市・島田市)
荒天中止

■ 5/6(日)14:00 エスパルスドリームプラザ(静岡市清水区)


[ 関連サイト ]
静岡県舞台芸術センター(SPAC)「旅」

  
タグ :SPAC


Posted by 柚木康裕 at 17:42Comments(0)演劇・ダンス

2012年04月15日

「幸せ最高ありがとうマジで!」上演決定!!

幸せ最高ありがとうマジで!

「私、病んでるけど元気なのよ。最先端なの。」

おー、マジ!?が最初の率直な感想。
そして、なるほど劇団渡辺なら合っているかもというのが次の瞬間に浮かんだ。

本谷有希子作、第53回岸田國士戯曲賞を受賞した「幸せ最高ありがとうマジで!」を静岡で観ることが出来るとは、何とも嬉しい。
DVDでしか観てませんが、6人の出演者それぞれにとてもハードな仕事が要求される舞台でした。これにどう挑むのか。劇団渡辺を主宰する渡辺亮史氏の演出によるプロデュース公演のパフォーマンスに期待したいと思います。

劇団渡辺は静岡を中心に小劇場系劇団として精力的に活動している劇団です。劇団主宰渡辺氏はほかにも静岡県舞台芸術センター(SAPAC)のサテライト劇団「劇団静火」の代表としても活躍中。活動拠点のアトリエみるめを運営するにあたり社団法人静岡アート支援機構を立ち上げました。自身の劇団だけでなく静岡演劇界の底上げにも尽力しています。

この演目はみるめまつり2012 - 静岡演劇祭@みるめの一環として上演されます。
こちらに情報がありますのでぜひチェックしてみてください。


[ 公演情報 ]

みるめプロデュース公演
『幸せ最高ありがとうマジで!』
 
 作   本谷有希子
 演出 渡辺亮史
 出演 蔭山ひさ枝(劇団渡辺)、大石宣広(劇団渡辺)、まみ、ノノフスキー
     渡邊清楓(静岡東高校演劇部)、絢(やぶれ金魚)
 
 日時 5月11日(金)20時~
       12日(土)19時~※終演後トークあり
       13日(日)15時~
 チケット 前売 2000円、当日 2500円、学生 1000円(要予約、要学生証)

 HP:アトリエみるめ
  


Posted by 柚木康裕 at 22:52Comments(0)演劇・ダンス

2011年11月04日

「ガラスの動物園」

フランス人演出家は言葉の通じない国で舞台を作るためにとにかく役者を見続けたと語った。ジッと観察し続けた後に見えてきたものは、、。それはフェロノサやラフカディオ・ハーンの日本理解のアプローチと同じだったように感じる。そうして私たちは遅れて「ここ」を再発見する。

+ + + +

「ガラスの動物園」は今週末を残すのみ。1930年代にアメリカで書かれた戯曲が21世紀の日本でフランス人ダニエル・ジャンヌトー氏の演出によって舞台化。ミニマルなセットはさまざまなイメージを喚起させ、時代を超えてこの物語が今ここで上演することと共に思索に誘います。彼の「ブラスティッド」を見ている人はより楽しめることになるでしょう。

映像がアップされてましたのでお知らせまで。
http://spac.or.jp/blog/?p=8571

もうひとつお知らせ

日曜日はこの「ガラスの動物園」について語る会(SPAC共催)をスノドカフェで開催します。

「ガラスの動物園」について語る会
11月6日18:00〜 参加費500円(ドリンク付)

ぜひ皆でこの興味深い演劇を語りましょう。

  

Posted by 柚木康裕 at 17:37Comments(0)演劇・ダンス

2011年10月25日

『構成・イプセン― Composition / Ibsen』

アトリエみるめにて公演(静岡市駿河区寿町)

幽霊イプセン、シェルフ

東京・京都・名古屋・静岡四都市ツアー
shelf 『構成・イプセン― Composition / Ibsen』

原作 / ヘンリック・イプセン 『幽霊』 より
翻訳 / 毛利三彌 ほか
構成・演出 / 矢野靖人
出演 / 川渕優子
三橋麻子(Ort-d.d)
櫻井晋
春日茉衣
鈴木正孝(一徳会/K・A・G)
沖渡崇史(一徳会/K・A・G)

音響・ドラマトゥルク / 荒木まや
照明 / 則武鶴代
衣裳 / 竹内陽子
写真 / 原田真理
宣伝美術 / オクマタモツ

提携 / atelier SENTIO、アトリエ劇研、七ツ寺共同スタジオ、アトリエみるめ
後援 / ノルウェー王国大使館
制作協力(名古屋) / 加藤智宏(office perky pat)
広報協力(東京) / 三村里奈(MRco.)
協力 / にしすがも創造舎、stage office
製作 / shelf・ 矢野靖人

【静岡公演】
日時 /2011年11月11日(金)~11月13日(日) ※全4ステージ
11/11(金)19:00 ☆
11/12(土)14:00 / 19:00 ☆
11/13(日)14:00
・開場は開演の20分前 受付開始は開演の60分前です。
・☆の回は、終演後、演出家とゲストによるポスト・パフォーマンス・トークを開催します。

料金 / 一般前売 \2,500 当日 \3,000 (日時指定・全席自由席)
    学生前売・当日共 ¥2,000

場所 / アトリエみるめ
静岡市駿河区寿町12-21 tel/054-289-1161
  

Posted by 柚木康裕 at 18:27Comments(0)演劇・ダンス

2011年06月24日

無料公演!「時の商人」

静岡舞台芸術センター主催の「ふじのくに⇄せかい演劇祭 2011」が現在開催中。
震災の影響でいくつかの海外カンパニーが来日できないのは残念ですが、各週末熱い舞台が繰り広げられています。明日、明後日の演目「時の商人」もカンパニーの来日中止で開催が危ぶまれていたようですが、SPACの俳優が出演することになり上演されることになりました。今回は変則的な公演というで、無料で観劇出来るということです。しかもまだ予約を受け付けているという情報です。
本来なら今回の演劇祭一押し!といううわさ。日本のホラーにも影響されたとも言われている舞台らしいです。みっちり2時間。非日常体験が出来ること間違いなしです。ぜひ!

くわしくはこちら。↓
ふじのくに⇄せかい演劇祭 2011「時の商人」

  

Posted by 柚木康裕 at 21:33Comments(0)演劇・ダンス

2011年06月11日

峪の闇に亀が鳴く

峪の闇に亀が鳴く

【ダンス公演】
峪の闇に亀が鳴く タニノヤミニカメガナク

日時:2011年6月10日(金)19:30 *初演
場所:アークホール(静岡ハリストス正教会)
企画:much in little DANCE + tzudoi


雑感

 知人のコンテンポラリーダンサーの鈴木加奈子さんを中心として、音楽家、美術家の協同により構成されたダンス公演が年に1度か2度のペースで定期的に開催されているのだが、なかなか都合が合わず機会を逸していた。今回ようやく見ることが出来た。
 公演場所は静岡市葵区春日町にある静岡ハリストス正教会内のアークホールがお決まりである。木造造りのこの建物はこじんまりとしたものだが天井が見事なアーチを描いており、教会独特の静謐な雰囲気をにじませている。舞台セットはこの引き締まった空間を利用して主張しつつも決してでしゃばりでない。それは本公演の舞台美術を手がけている現代美術家奥中章人氏が繊細な針金を使っているからだろう。彼は知覚彫刻と称して立体作品を制作している。動かないことが彫刻の前提となるだろうが、彼の彫刻は自由に変容する。ここではその特徴が効果的に現されていた。柔らかい彫刻がじっとりと身体にまとわりつく感覚。
 ダンサーは鈴木さんの他に舞踏家の岡庭秀之氏が参加している。そのためだろうかダンスはきわめて土着的、民話的な日本の身体を思わせた。踊っているというよりは戯れているという感じだ。もちろんそこに洗練された動きがあるのはプロの仕業ということ。この二人に竹笛の森口紋太郎氏と太鼓の星合厚氏が絡んでいく。森口氏の竹笛は自作品で地元に生息している変哲も無い竹から出来ている。その音はきわめてドメステック。じっとりとした夜の闇の中で聞く懐かしいその音色は場をノスタルジィで染めてしまいがちだが、ダンサーはそんな淡い思い出に対抗するような迫力で舞う、這いずる。
 約1時間の公演は森口氏の笛がフェードアウトして終了した。無音になったホール。と同時に窓の外から聴こえる虫の声がホールを満たしていった。
 今夜、夏が始まった。
  

Posted by 柚木康裕 at 07:16Comments(0)演劇・ダンス

2011年06月03日

明日はフェスティバルBar初日。その前に今日は、、。

知人の女優たちの舞台が初日を迎えます。

日曜日までの3公演。

前回の公演はスノドカフェを使用してもらいました。
脚本もとても楽しく、4人の娘たちが大活躍。
今回も練りに練ったストーリーが展開されるはず。
見逃せない舞台です。

雨栗日柿『不可解な夏バテ』

6/3(金) 20:00〜
6/4(土) 14:00〜、20:00
6/5(日) 18:00〜
 (開場は開演の30分前です)

場所:辻村ビル3F
料金:前売 1,000円 当日1,200円


詳しくはこちらへ。→ 雨栗日柿

  

Posted by 柚木康裕 at 16:49Comments(0)演劇・ダンス

2011年05月12日

「トークと朗読の夕べ」&ドラマサークル公演「空の記憶」

6月11日(土)に静岡市民文化会館中ホールで上演される「空の記憶」の作者浜祥子さんのトークイベントがスノドカフェで開催されます。
アンネ・フランクのお話しを中心に戯曲のことなどお話しされる予定です。
ドラマサークルの皆さんによる朗読もあります。
どうぞお楽しみに。
予約は必ず必要ではありません。当日の飛び込みも歓迎です。

東日本大震災支援・チャリティー企画
「トークと朗読の夕べ」
トーク:浜祥子(ドラマサークル公演「空の記憶」作者)
朗 読:あべよしみ 他(ドラマサークル)
日 時:5月17日(火)19:00〜
会 費:1000円(義援金とさせて頂きます)
場 所:オルタナティブスペース・スノドカフェ
お問い合わせ:090-1744-7008(あべよしみ・ドラマサークル)
       054-346-7669(スノドカフェ)



第9回静岡市民文化祭・ふじのくに芸術祭
ドラマサークル公演「空の記憶」
作:浜祥子
演出:大場三郎
出演:長谷川哲夫・大場奈保美・松永智子・うたう仲間TOMO
日時:2011年6月11日(土)18:30開演
場所:静岡市民文化会館中ホール

入場料:一般1500円(前売り)1800円(当日)
    学生1000円(前売り)1300円(当日)

お問い合わせ:054−271−0177(演劇研究所)

〜あらすじ〜
 第二次世界大戦から34年語の1979年秋。
 北ドイツのベルゲン・ベルゼン収容所跡に立ったオットー・フランクの
前に妖精のごとくひとりの女性が現れる。
 50歳のアンネ・フランクだった。
 時空を超えた愛惜の語らいから、あぶりだされる「記憶」の真意とは・・・。
  

Posted by 柚木康裕 at 12:11Comments(0)演劇・ダンス