2008年09月26日
風景と二人の高木(ルルル考。その4)
映像作家高木正勝氏を始めて知ったのはちょうど彼が映像音楽ユニットSILICOMからソロになろうとした時期。僕はそのころアンビエントやエレクトロニカと言われる音楽に出会って間もないころで高木氏のクリエーションにも興味を憶えたのだった。
すべてのCDやDVDを持っているわけではないが、気に入れば躊躇なしに購入する。これをファンと呼ぶかどうか分からないが、かれの作品が出れば必ずチェックはしている。
静岡にいながらにして一度だけ高木氏に出くわしたことがある。
静岡にある現代アート系のギャラリー「Mixed Media 」で彼の個展が開催されたのだ。
この情報を知った時はマジ?とにわかには信じられなかったのだが、展覧会初日に出掛けたらしっかり開催されていた。(当たり前なのですが。笑)
新作の映像作品がギャラリーの白い壁に写し出されて、それはとても気持ちのよい空気が漂っていました。いつまでもボーっとしていたくなるような空間。
帰りがけにピンクのシャツを来た本人と遭遇。声は掛けませんでしたけど。(ちょっと遠慮しちゃいました)
いつか高木氏のライブを見たいと思っていまいたが、来月はその願いが叶いそうです。目黒のめぐろパーシモンホールという場所でライブが開催されるのです。以前ラフォーレミュージアムでライブがあった時は、気が付くのが遅くてチケットが買えず残念な思いをしました。今回はばっちり。一回限りの音と映像はどんな印象をもたらしてくれるのでしょうか。ドキドキです。
さて、高木正勝氏のCDにはいくつかとても印象的なアートワークが見られます。
とても軽やかな表現、みずみずしい表層。新しい輝きが定着しているような絵。
良い絵だなあと思っていましたが、しばらくしてそれが高木紗恵子というアーティストの作品ということがわかりました。(クレジットを見ればすぐに分かることですが・・。汗)
CD 「 sail 」2003 CD 「 AIR'S NOTE 」2006
そうです、彼女は今度静岡県立美術館で開催される現代アート企画展「風景ルルル」に参加する作家さんです。
僕は彼女のオリジナルをまだ見たことがありません。
実物はどれほどみずみずしいのだろうかと思うとワクワクしてきます。彼女の世界と対面するのが今回の企画展のひとつの楽しみ。
二人を知ってしばらく気が付かなかったんですけど、この二人は同じ名字。
ということは・・・。
そう、そういうこと。(笑)
なるほど同じアーティストとして刺激しあっていることが作品から見て取れます。
自立しながら寄り添っている。
そんな関係にみえます。
アップルのHP内で紹介されている高木正勝さんのインタビュー映像のなかで二人が一緒に歩いている姿がありました。この映像自体がとても素晴らしいものですので是非ご覧ください。
→「アップル profile 高木正勝 」
オフィシャルウエッブ >> 高木紗恵子 HP
オフィシャルウエッブ >> 高木正勝 HP
「風景ルルル」考 >> その1 その2 その3
*今日のルルル考は予定していた内容(鈴木理策さんについて)から変更させて頂きました。ご了承ください。
すべてのCDやDVDを持っているわけではないが、気に入れば躊躇なしに購入する。これをファンと呼ぶかどうか分からないが、かれの作品が出れば必ずチェックはしている。
静岡にいながらにして一度だけ高木氏に出くわしたことがある。
静岡にある現代アート系のギャラリー「Mixed Media 」で彼の個展が開催されたのだ。
この情報を知った時はマジ?とにわかには信じられなかったのだが、展覧会初日に出掛けたらしっかり開催されていた。(当たり前なのですが。笑)
新作の映像作品がギャラリーの白い壁に写し出されて、それはとても気持ちのよい空気が漂っていました。いつまでもボーっとしていたくなるような空間。
帰りがけにピンクのシャツを来た本人と遭遇。声は掛けませんでしたけど。(ちょっと遠慮しちゃいました)
いつか高木氏のライブを見たいと思っていまいたが、来月はその願いが叶いそうです。目黒のめぐろパーシモンホールという場所でライブが開催されるのです。以前ラフォーレミュージアムでライブがあった時は、気が付くのが遅くてチケットが買えず残念な思いをしました。今回はばっちり。一回限りの音と映像はどんな印象をもたらしてくれるのでしょうか。ドキドキです。
さて、高木正勝氏のCDにはいくつかとても印象的なアートワークが見られます。
とても軽やかな表現、みずみずしい表層。新しい輝きが定着しているような絵。
良い絵だなあと思っていましたが、しばらくしてそれが高木紗恵子というアーティストの作品ということがわかりました。(クレジットを見ればすぐに分かることですが・・。汗)
CD 「 sail 」2003 CD 「 AIR'S NOTE 」2006
そうです、彼女は今度静岡県立美術館で開催される現代アート企画展「風景ルルル」に参加する作家さんです。
僕は彼女のオリジナルをまだ見たことがありません。
実物はどれほどみずみずしいのだろうかと思うとワクワクしてきます。彼女の世界と対面するのが今回の企画展のひとつの楽しみ。
二人を知ってしばらく気が付かなかったんですけど、この二人は同じ名字。
ということは・・・。
そう、そういうこと。(笑)
なるほど同じアーティストとして刺激しあっていることが作品から見て取れます。
自立しながら寄り添っている。
そんな関係にみえます。
アップルのHP内で紹介されている高木正勝さんのインタビュー映像のなかで二人が一緒に歩いている姿がありました。この映像自体がとても素晴らしいものですので是非ご覧ください。
→「アップル profile 高木正勝 」
オフィシャルウエッブ >> 高木紗恵子 HP
オフィシャルウエッブ >> 高木正勝 HP
「風景ルルル」考 >> その1 その2 その3
*今日のルルル考は予定していた内容(鈴木理策さんについて)から変更させて頂きました。ご了承ください。
波多野里香展
画集「持塚三樹 Sun Day」
風景美術館でかんがえたこと
持塚三樹展 Sun Day @ヴァンジ彫刻庭園美術館
佐藤浩司郎「DISTORTION」@Gallery PSYS
清水現代アート研究会Vol.5
画集「持塚三樹 Sun Day」
風景美術館でかんがえたこと
持塚三樹展 Sun Day @ヴァンジ彫刻庭園美術館
佐藤浩司郎「DISTORTION」@Gallery PSYS
清水現代アート研究会Vol.5
Posted by 柚木康裕 at 18:26│Comments(2)
│アート・美術
この記事へのコメント
高木紗恵子さんの展示、一昨々年、オペラシティーの展示を観に上京しましたよん。
ほーんと かなりの作品数でした ☆
目に出来て、幸せでした。
UAに提供した映像作品(正勝さんとの共同作品?)も良かったです。
高木夫妻は京都の亀岡に住まわれているそうですね。
彼女は、制作に向かう理由を、
私自身が、何かを見たいから
と仰っていて
そうなのよねぇ。
ほーんと かなりの作品数でした ☆
目に出来て、幸せでした。
UAに提供した映像作品(正勝さんとの共同作品?)も良かったです。
高木夫妻は京都の亀岡に住まわれているそうですね。
彼女は、制作に向かう理由を、
私自身が、何かを見たいから
と仰っていて
そうなのよねぇ。
Posted by kunimi* at 2008年09月28日 22:08
> kunimi さん
オペラシティで展示されたのですか。知らなかったな〜。(汗)
UAの映像作品は正勝氏かもしれませんね。僕も見たいな〜。
>> 私自身が、何かを見たいから
僕もとても良くわかります。
そう言えるアーティストって何かワクワクしているんですよね。
見てると楽しいし、期待しちゃいます!
オペラシティで展示されたのですか。知らなかったな〜。(汗)
UAの映像作品は正勝氏かもしれませんね。僕も見たいな〜。
>> 私自身が、何かを見たいから
僕もとても良くわかります。
そう言えるアーティストって何かワクワクしているんですよね。
見てると楽しいし、期待しちゃいます!
Posted by (ユノキ/ヤスヒロ) at 2008年09月28日 23:32