2010年05月13日

無意味の意味

先日劇団渡辺の「授業」を見た。

この時代にイヨネスコを全力で演じていることにすがすがしさを感じる。
演出の渡辺氏が演出ノートで触れていたが、「ニート」、「ツイッター」「事業仕分け」など今をリアルに感じさせる言葉はなにひとつない。なるほど今流行のリアリティからはほど遠く、これに何の意味があるのかはっきり答えるのは難しい。
話の内容も不条理極まりない。悲劇だがどう見ても喜劇に感じる。まさに不条理。

それではリアルの対局にあるようなこの舞台はどんな意味なんだろうか。リアルに感じられないことは無意味と言われたりするのだろうか。リアルには必ず求めるべき意味が用意されているのだろうか。でも求めすぎたら、もしかしたらそれは不寛容を引き起こすのでないだろうか。
相変わらず考えはあちこちに飛び回りいっこうに落ち着く気配がない。

それにしてもこの舞台を演じきった3人の役者は素晴らしかった。
再演の初演ということで難しさもあっただろうが切れの良い演技を見せてくれた。
演出の楽しみももちろんあるが、こうした役者たちがいるからこそ劇団渡辺の舞台を見に行きたくなる。


今週末から知人の展覧会が目白押し。
なるべく足を運んでみたい。

「小さな写真展」vol.3
 ワタシ ノ スキナ ヒト 展 @ ギャラリートリコ
 5/14(金)〜23(土) 

「まるがまま・・・」Project vol.3
 枯れない花 奈木和彦 @ Gallery PSYS
 5/15(土)〜23(日)

「私からのアイウエオ」
 小林由季 展 @ happy farm gallery
 5/15(土)〜23(日)


無意味の意味


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Posted by 柚木康裕 at 20:45│Comments(0)演劇・ダンス
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