2010年08月27日
SPAC県民劇団座長対談
県民劇団座長対談@フリーキーショーの司会を努めてきました。
反省するところが多々あり、司会の難しさを改めて感じているところです。本業ではないにしろ、舞台にあがれば素人だろうと関係ありません。しっかり与えられた仕事をこなさねば。
個人的にはとても良い経験となりましたので、これを次につなげていきたいなあと思います。(次があるかは分かりませんが。笑)
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。
さて、対談を振り返りながらもう一度9月の公演をお知らせしていこうと思います。
SPAC(静岡舞台芸術センター)県民劇団育成事業公演として9月に2つの公演が行われます。
今回の対談はその公演の宣伝を兼ねて県民劇団の活動を紹介していこうということで両劇団の座長が参加しました。一人は今回の県民劇団の企画で採用されて旗揚げした「がくらく座」の座長佐藤剛史氏。(らくがく座と言い間違えてしまった・・。泣。反省1)もう一人は今回で4年目の公演となる「劇団静火」の座長渡辺亮史氏。(劇団靜火としては3回目)
そして、司会として私ということですが、なぜ司会業でもない私が声を掛けられたかを少し説明しますと・・。
(トークショウの特にこの説明をしなかった。反省2)
もちろん両者の共通の知人ということ。(ちなみにスノドカフェではどちらも公演してもらっています)
私が演劇関係者ではないこと。つまり一般的な目線で突っ込んでほしいってことだと理解してます。(とはいえ、世間一般よりは演劇を見ているとは思います)
そして、仕事がらそれなりに演劇関係者を知っていて静岡の演劇状況を何となく俯瞰してみている。
このあたりが声を掛けられた理由だと思います。それを自分で理解していながら十分に期待に応えていたかとい言うと・・。んん、反省3。( > < )
始まるころには会場は立ち見も出るほど盛況に。
両劇団の役者さんや関係者も詰めかけ熱気を感じるスタートとなりました。
自己紹介から始まり、両座長とも地元静岡大学に通っていたという共通点があり、学生時代のことに話題を振ります。
同じ大学といえども年の差は17年。演劇を取り巻く環境もずいぶん変わっていることが話から感じ取れます。
佐藤さんの頃(80年代)はまだ演劇というのは反体制色が強く、左的な目で見られることも多ったとのこと。佐藤さんはそのような視線に馴染めずに、もっと違う芝居をしたいということで、主義主張を張り上げる芝居ではなく、もっと日常のさりげないところをすくい取るような静かな芝居を目指したというようなことを話していました。バブルで沸く世間を尻目にもくもくと日常を綴っていくのです。佐藤氏が書く戯曲や演出方法はまさにこのような方法なので、この頃に佐藤演出の原型が出来上がっていたようです。
渡辺氏は20世紀から21世紀をまたぎ大学で演劇に目覚めていったようです。現在30歳の彼はいわゆるゼロ年代を通して演劇と向き合ってきました。ニートやロスジェネなどの言葉に象徴されるように若者たちが社会に生きづらさを感じつつ、声を出さなくなっていった時代において渡辺氏が選んだ演劇は古典劇でした。そこには強い身体性や発声があり、自由からほど遠い様式美があります。同世代が寄る辺なき自由を探し求めている間に、制約だらけの舞台作りに文字通り身体を張って挑戦していきます。
両者とも時代に対してしっかりと距離を持っていることろはさすがに演劇人と言えます。結果的に見えてくる作品は違えど同質の問題意識から始まっているように感じました。
今日はこのあたりで。
次回につづきます・・・。

県民劇団「がくらく座」第1回公演
こだまがきこえる杜
作・演出 佐藤剛史
2010年9月10日(金)19:30開演
2010年9月11日(土)19:30開演
チケット:一般2,000円 高校生以下1,000円(税込)
HP http://www.geocities.jp/gakurakuza/
SPACサテライト劇団「劇団靜火」2010公演
ヴェニスの商人
構成・演出 渡辺亮史
作 シェイクスピア
2010年9月17日(金)19:30開演
2010年9月18日(土)19:30開演
チケット:一般2,000円 高校生以下1,000円(税込)
HP http://gekidanshizuka.web.fc2.com/
反省するところが多々あり、司会の難しさを改めて感じているところです。本業ではないにしろ、舞台にあがれば素人だろうと関係ありません。しっかり与えられた仕事をこなさねば。
個人的にはとても良い経験となりましたので、これを次につなげていきたいなあと思います。(次があるかは分かりませんが。笑)
ご来場頂いた皆様ありがとうございました。
さて、対談を振り返りながらもう一度9月の公演をお知らせしていこうと思います。
SPAC(静岡舞台芸術センター)県民劇団育成事業公演として9月に2つの公演が行われます。
今回の対談はその公演の宣伝を兼ねて県民劇団の活動を紹介していこうということで両劇団の座長が参加しました。一人は今回の県民劇団の企画で採用されて旗揚げした「がくらく座」の座長佐藤剛史氏。(らくがく座と言い間違えてしまった・・。泣。反省1)もう一人は今回で4年目の公演となる「劇団静火」の座長渡辺亮史氏。(劇団靜火としては3回目)
そして、司会として私ということですが、なぜ司会業でもない私が声を掛けられたかを少し説明しますと・・。
(トークショウの特にこの説明をしなかった。反省2)
もちろん両者の共通の知人ということ。(ちなみにスノドカフェではどちらも公演してもらっています)
私が演劇関係者ではないこと。つまり一般的な目線で突っ込んでほしいってことだと理解してます。(とはいえ、世間一般よりは演劇を見ているとは思います)
そして、仕事がらそれなりに演劇関係者を知っていて静岡の演劇状況を何となく俯瞰してみている。
このあたりが声を掛けられた理由だと思います。それを自分で理解していながら十分に期待に応えていたかとい言うと・・。んん、反省3。( > < )
始まるころには会場は立ち見も出るほど盛況に。
両劇団の役者さんや関係者も詰めかけ熱気を感じるスタートとなりました。
自己紹介から始まり、両座長とも地元静岡大学に通っていたという共通点があり、学生時代のことに話題を振ります。
同じ大学といえども年の差は17年。演劇を取り巻く環境もずいぶん変わっていることが話から感じ取れます。
佐藤さんの頃(80年代)はまだ演劇というのは反体制色が強く、左的な目で見られることも多ったとのこと。佐藤さんはそのような視線に馴染めずに、もっと違う芝居をしたいということで、主義主張を張り上げる芝居ではなく、もっと日常のさりげないところをすくい取るような静かな芝居を目指したというようなことを話していました。バブルで沸く世間を尻目にもくもくと日常を綴っていくのです。佐藤氏が書く戯曲や演出方法はまさにこのような方法なので、この頃に佐藤演出の原型が出来上がっていたようです。
渡辺氏は20世紀から21世紀をまたぎ大学で演劇に目覚めていったようです。現在30歳の彼はいわゆるゼロ年代を通して演劇と向き合ってきました。ニートやロスジェネなどの言葉に象徴されるように若者たちが社会に生きづらさを感じつつ、声を出さなくなっていった時代において渡辺氏が選んだ演劇は古典劇でした。そこには強い身体性や発声があり、自由からほど遠い様式美があります。同世代が寄る辺なき自由を探し求めている間に、制約だらけの舞台作りに文字通り身体を張って挑戦していきます。
両者とも時代に対してしっかりと距離を持っていることろはさすがに演劇人と言えます。結果的に見えてくる作品は違えど同質の問題意識から始まっているように感じました。
今日はこのあたりで。
次回につづきます・・・。


県民劇団「がくらく座」第1回公演
こだまがきこえる杜
作・演出 佐藤剛史
2010年9月10日(金)19:30開演
2010年9月11日(土)19:30開演
チケット:一般2,000円 高校生以下1,000円(税込)
HP http://www.geocities.jp/gakurakuza/
SPACサテライト劇団「劇団靜火」2010公演
ヴェニスの商人
構成・演出 渡辺亮史
作 シェイクスピア
2010年9月17日(金)19:30開演
2010年9月18日(土)19:30開演
チケット:一般2,000円 高校生以下1,000円(税込)
HP http://gekidanshizuka.web.fc2.com/
Posted by 柚木康裕 at 00:14│Comments(0)
│演劇・ダンス