2010年03月12日
なぜ絵を描くのか?

「なぜ絵を描くのか?」
「そこに壁があるから・・。」
こんな会話も昔はロマンチックでよかったけど(基本しないですけど。笑)、
今やこんなのんきなこと言って人様の壁に描こうものならすぐに警察沙汰。
世知辛い世の中になってものですなぁ・・。
どんなに世界的に有名な画家でも勝手に描くのはもちろん御法度。
(そういえばしばらく前にあの人気画家も問題になったなあ)
それでも描きたかったらゲリラしかない。
やりようによってはバンクシーのように有名にもなれるし。
もっとも人様の壁でもその人様から要請があればもちろん描くことができる。
そしてその要請をみごとにゲットしてただ今、JR草薙駅横のコンビニの壁に堂々と絵を描いている知人の女の子がいる。
大学の絵描き仲間を引き連れて大作「買物はベル・・・」?を制作中である。
一見広告のようなのでビルボードを作っている看板職人と間違わられてしまうかもしれない。でも違う。描いているものはれっきとした作品なのだ。モチーフは彼女が繰り返し描いているお気に入りの生き物たち。北斎の神奈川沖浪裏のような波に襲われようが、JR東海道線車両が突っ込んでこようが、そんなのお構いなしで、彼らは我々の世界に向かっていつもにっこり微笑んでくれる。どんな苦難が待ち受けようと「だいじょうぶ」と言っているようだ。そうここは通学路、通勤路である。作品「買物はベル・・・」は毎日をがんばる学生、社会人への彼女からの「エール」なのである。この魑魅魍魎たちは決して「買物はベル○○○でどうぞ」と誘っているのではないので勘違いしないように。・・・。
真っ暗闇のラスコーの洞窟から始まった壁画は今や光に照らされて自明のものとなっている。でもこの作品は光に照らされるのではなく自らが照らし出す存在になりたいという彼女の意志が感じられる。と、言ったら大袈裟か。(たぶん大袈裟だけど。笑)

ちょっと若さに嫉妬してしまったよ。笑
もうちょっとで完成。みんながんばれ。
波多野里香展
画集「持塚三樹 Sun Day」
風景美術館でかんがえたこと
持塚三樹展 Sun Day @ヴァンジ彫刻庭園美術館
佐藤浩司郎「DISTORTION」@Gallery PSYS
清水現代アート研究会Vol.5
画集「持塚三樹 Sun Day」
風景美術館でかんがえたこと
持塚三樹展 Sun Day @ヴァンジ彫刻庭園美術館
佐藤浩司郎「DISTORTION」@Gallery PSYS
清水現代アート研究会Vol.5
Posted by 柚木康裕 at 19:19│Comments(0)
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