2008年10月06日

D.I.Y.の風景

D.I.Y.って日曜日のお父さんの専売特許のように思われているけど、実は毎日実践している方達がいるのです。それが誰かといいますと、

芸術家。そう、アーティストたちです。

彼らの道具を工夫し、作り方を工夫し、出来あがりを工夫し、見栄えを工夫し、保管を工夫します。
彼らこそD.I.Y.の達人です。

創造性をうんぬんとか、インスピレーションがかんぬんとかいう前に、自分の創りたい物を創るにはドゥイットユアセルフしなくてはたちゆかないわけです。手を動かさなければ何も生まれないわけです。

そう考えればアートとは何も難しくなく、ただ自分で工夫して創るという行為でいいわけですね。ということは日曜日のエンチョーはアーティストだらけとも言えます。
(エンチョーの意味が分からない人は周りにいる静岡人に聞いてみてください。笑)


僕は清水の街おこしイベントに関っているのですが、そこでも基本的にはD.I.Yです。
もっとも僕たちが自分たちでやっているわけはアーティストになりたいのではなく、予算がないだけ・・・。

・・・。(まずい、これオフレコ)

のんびりやの私たちですが、切羽詰まった時の力はそれなりにもってます。
火事場の馬鹿力というやつです。
当然チラシ作りも自分たちでやっています。デザイン会社や広告代理店などにはもちろん頼めません。予算なんてあるわけありません!(威張るな!笑)
でも以外と絵が上手い人が周りにいたりして、何とかそれなりに出来上がります。
チラシデザインは現在僕の担当なので今回はどうしようかと考えていたところ、ボランティアで参加してくれているMMさんが絵が上手なことがわかりました。さっそくお願いしてみると自信がないようでしたが、僕のアタックに折れて絵を描いてくれることになりました。基本的なアイデアだけ伝えてあとはおまかせです。
もちろん彼女はD.I.Y.で描いてくれました。(上の絵です)
これがまた楽しげな可愛い絵に仕上がっていたのです。(MMさんありがとう!)

「とうだいもとくらし」
まさにこの言葉がぴったり。才能は以外とちかくにいるものです。

これを僕のつたない技術でデザインして出来上がり。
組織ぐるみのD.I.Y。究極のセコノミーです。
あ、違った・・、エコノミーです。

でもひとつだけ胸を張ることが出来るのはイベントを一番知っている我々が作っているということです。
クオリティでは負けても、愛情では負けません。(もちろん負け惜しみです。笑)

まあ、D.I.Y.というのは楽しいものですね。




出来上がりデザインはこれ↓
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Posted by 柚木康裕 at 17:22Comments(2)アート・美術